西葛西の友人宅で、インド人の友達ができた。
髭もじゃで好奇心旺盛で、なかなか話せるアビさん。代官山に住んでいるらしい
彼はYAMAHAギタースクールに入会し、一ヶ月で辞めちゃったという経歴をもっていて、音楽好きだった。
タカユキさんから借りっぱなしの(返さなきゃね)ギターをかついでいった。
作った歌を同時通訳つきで歌ったら、喜んでくれたので嬉しかった。よい夜だった。
東西線の終電での帰り道、中島らもの「バンド・オブ・ザ・ナイト」を読み終わった。久しぶりに当たりの小説で、読了まで一日かからなかった。
そこにあるのは言葉の洪水、洪水のような雨、インドでは8月に降る雨、嘉手納基地に降る雨、マキシコウセツイチバに降る雨。
1階は市場でに2階は捌き場、豚の肉と色鮮やかな魚たち。死んだミュージシャン、憧れのあの地へ、どこかの地へ、どこかのバーで、今夜すべてのバーで。
そんな感じの小説だった。らもさんのことがまた好きになった。伝染している。
西葛西に置き忘れた電話、明日の昼にとりにいかなきゃ。その後、職場の同僚のギターを買いに、韓国人の友達を連れて、御茶の水にいかなきゃ。
1.フラワーズ(ボ・ガンボス) 2.They Can't Take That Away(George Gershwin and Ira Gershwin) 3. ミソスープはいかが 4.最終電車 5.イエロー・サンド・トラベラー・ブルース 6.Please Don't Talk About Me(韓国語バージョン) 7.シメサバの娘 8.小さな息をしている 9.待ちあわせ(友部正人) 10.しりとり